サロン・ド・モン シュシュ

愛知県の玄関口、名古屋駅の近くにある 「ミッドランドスクエア」地下一階にある喫茶店、 「salon de Mon chou chou サロン・ド・モン シュシュ」です。
大阪、東京など広い地域に14店舗あります。
ほかの店舗は「パティスリー モンシュシュ」であることが多いのですが、 ミッドランドスクエア店は他には無い喫茶スペースがありますので「サロン」となっています。

「モンシュシュ」というよりも「堂島ロール」を売っているお店。と言うほうがわかりやすいかもしれません。
いまでこそそれほどの行列は出来ていませんが、 テレビで紹介されてからというもの数時間の行列がずーっと続いていました。
とにかく、北海道産生クリームはすごいんですよ。

すごいのはロールケーキだけでは無いんです。私にとっては、制服のほうが攻撃力があります!
この制服は、 デザイナーのハン・アンスン(han ahn soon) さんがデザインされたそうで、 普通の制服には無い気品が感じられますね。

頭には何も付けていませんでしたが、髪が長い人は後ろでまとめて、茶色いシュシュを付けていました。 (モンシュシュだけに?)

茶色いワンピースは見たことが無い場所にフリルがついています。
左右のウエストの部分から、肩の上を通って背中のほうまで、徐々に大きくなって小さくなるというフリルがあります。
袖は7分丈くらいで、左肩にはオレンジ色でロゴが描かれています。
左胸に金色のネームプレートを付けています。

リボンの生え方も特徴的で、ウエストの左右からオレンジ色の太い布が出ていて、 後ろでリボン結びしています。長すぎず短すぎず、絶妙な長さです。
先生!スカートのプリーツの中の布がオレンジ色になっています!
正面と後ろ合計4本のかなりの長さのあるプリーツがオレンジ色になっていて、 さらにそこだけちょっと膨らんでいるように見えます。

足元は、肌色ストッキングを履きつつ、黒いエナメル靴だったりややヒールのある靴でした。

「モン シュシュ」とは、フランス語で「私のお気に入りさん」という意味なんですって。

「ミッドランドスクエア」というビルは、高級ブランド店が軒を連ねるセレブ御用達なビルなのです。 どういうことかというと、ビル内を歩いている人の80%は「これからパーティーがありますの」 の表情で歩いているのです。
レストラン街なんて、ディナーで5000円以上が当たり前なお店ばかりなのです。
そんな中、「モンシュシュ」も高級感あふれるお店となっております。

アンティークなソファー! ヴェネチアから直輸入のシャンデリア!
食器には「Mon chou chou」のロゴが入っていたり、ティーポットと砂糖入れはおそろいのメーカーで金色だし、 さらにそのなかの砂糖はピンク色の文字で「M」とかかれた角砂糖があったり、 ナイフやフォークのとって部分が持ちやすいように太くなっていたり、 なんだかもう、ここは日本じゃないんじゃないか?と錯覚させるような店内です。
女性客が多いためか、小さめな荷物かごがすぐ取り出せるように置いてあるのも、 セレブの細やかさです。

「堂島ロールセット」を 注文してみたのですが、 「生クリームってこんなにふわふわまろやかだったのか?」というくらいしっかり形状を保ったままの、 それでいて甘さほんのりで、紅茶と合わせて正解でした。


(2010-09-10)

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salon de Mon chou chou サロン・ド・モン シュシュの制服のイラスト